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ビフォーアフター[Fさん宅の歴史 2LDK賃貸住宅編②]安東流からはじめよう4

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Fさんの新居のビフォーアフター…の前に、2LDK賃貸住宅編をお届けしています。
Fさん、ブログ掲載を快諾いただきありがとうございます!

Fさんは、この2LDKに引っ越して、あれこれあれこれ…試行錯誤されたそうですが、なかなかうまくいかなかったとか…
どのあたりにお悩みだったのでしょう。写真を見てみましょう。

目次

キッチン

PPケースをカウンターにして使って、工夫されています。
それほど問題はなさそうですが…
お悩みポイントは、造り付けの収納でした。

クローゼットは3つ

造り付けの収納は、クローゼットが3つです。

1つ目のクローゼットは子供部屋にあります。
小学生2人の子供部屋…なのですが、クローゼットに入っているのは
三男さんへのおさがりとなる絵本、衣類、おもちゃなどが主のようです。

 

ご夫婦の寝室にはクローゼットが2つ。
1つはご主人の物。


もう一つはFさんのものです。

ご夫婦がそれぞれ半間のクローゼットをお使いで、きちんと分かれているようです。
ただ、この半間のクローゼット下段には、お手持ちのPPケース…引き出しが2列に並んでは入らず…衣類を全て収納できず悩んだそうです。

手持ちの引き出しを上手に入れられず、ここに引き出しを入れることはあきらめ、クローゼットの外側に置いて使う形にしていました。

こちらのPPケース3列は、小学生2人の衣類です。

 

こちらのPPケース4列は、ご夫婦と赤ちゃんの衣類です。

クローゼットの中に入りきらなくても、引き出しも使って工夫されていて、なんとなく良さそうな感じですが…
Fさんの中では、片付かない、生活がきちんと回らない…という気持ちがいつもあったそうです。
その理由はどこにあったのでしょうか…

部屋の使い方

前回の安東流からはじめよう3でもお伝えしましたが、
この2LDKのお家では、誰がどの部屋を使うのかはっきり部屋割りはされていませんでした。

安東流のお片付けでは、個人の物は個人の部屋で管理します。
Fさんにご説明すると、なるほど!と聞いていらっしゃいました。
ただ、実際に自分の家にあてはめてみると、なかなかうまくイメージできないようでした。

新居では、2階に3部屋あり、3人のお子さんの子供部屋になるというお話でしたが…

部屋を広く使いたい その1

賃貸住宅から一戸建てへお引越しされるFさんご一家。
ご夫婦は、部屋を広々と使いたいとかねがね考えていたそうです。

子供部屋も、小さいうちは部屋を広く使った方がいい!
大きくなったら分ければいい!
今は広い部屋を楽しみたい…!!

図面上は2階に3部屋となっていましたが、実際には1部屋+壁のない広い1部屋という造りでした。

安東先生のブログ「素敵な暮らしの扉」
家を建てる時、子ども部屋をどう考えますか?
↑こちらに詳しく書かれています。

ファミリークローゼットの話の中でも取り上げましたが、
子供はあっという間に大きくなります。
成長して大きくなってから部屋を分ければいい…
実際にその時期になると…お金の使い道は、部屋を分けることより教育費へ!という場合も多いそうです。

Fさんご夫婦でじっくり話し合いをしていただきました。
その結果は
安東流の考え方は良いと思う!
でも、そうは言ってもやはり、子供が小さい間は部屋を広く使いたい!
ということで考えが固まりました。

が、念のため、小学生2人に、部屋を広く使いたいか、個室がいいか聞いたところ、子供たち本人の意見は
自分だけの、個人の部屋がいい、でした。
ご両親の知らない間に、自立心は芽生えていたんですね。
Fさん、ちょっとショックを受けられたみたいです。

お子さんの意見を聞いて、Fさんご夫婦も気持ちが変わりました。
建築途中だったので、まだ間に合いましたよ!
新居の2階は、[将来区切る予定の広い部屋]+[1部屋]の予定でしたが、急きょ壁を作ることにして、全部の部屋を区切って3部屋としたそうです。

部屋を広く使いたい その2

三男さんはまだ0歳。
しばらくは三男さんの部屋となる場所(2階子供部屋)に夫婦のものを置いてもいいのでは
1階の夫婦の寝室が広く使える
ご夫婦で、話し合いをされてそういう方向に傾いたそうです。

私からは…
三男さんが自分でおもちゃや衣類を片付けるのはもう2~3年後には始まることをお伝えしました。
2~3年は、あっという間です。

できれば早めに仕事復帰もされたいとお話されていたFさん。
仕事復帰直前になって、部屋割りだ、片付けだ、というのは大変です。
今のうちに、お家全体の仕組みをきちんと作っておきましょう!

こうして紆余曲折を経て、新居での部屋割りが決定しました。
私もアドバイスをしましたが、最終的にはFさん家族で、じっくりお話をしていただきましたよ。

部屋割りが決まり、ようやくお片付けのスタート地点に立つことができました。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • いずれは独立する為に作った子供部屋。
    私の周りの子持ちで一軒家のお宅はほとんどが将来の子供部屋といい、今は子供の物をただ詰め込んだ納戸状態…日が経つにつれて家族の納戸部屋に…というお家が何軒かあります。
    いざ子供が独立部屋を使う時には物で掃除もできない、子供ももう自身で整理整頓という意識は芽生えないような反抗期へ…

    私もそうなるのが怖いので、初めから私が管理しやすい部屋に…と考えていました。
    子供が幼いうちに片付け方と暮らし方を教えれば、できるようになるんだ!という考えがありませんでした。

    後始末が母親に降りかかるのを恐れて先手を打った結果(ファミリークローゼット、子供の物を親が管理)その生活に慣れてしまい、
    子供たちは思春期に入り、個人管理は手遅れに…というのが怖いので、
    「個人の物は個人の部屋へ」「家族みんなで片付け方を学ぶ」このおかげで暮らし方を学ぶことができますね!

    当たり前そうでなかなか気づいていない安東流の片付け方、一つ始めると生活がシャキッとしてワクワクエンジンが入ります!

    • どんぐりころころさん コメントありがとうございます。

      ブログの中でも書きましたが、お子さんが小さい時は、数年先のこともなかなか想像しにくいもののようですね。

      「個人の物は個人の部屋へ」「家族みんなで片づけ方を学ぶ」
      はい、これができると暮らしやすくなりますね!

      ビフォーアフター、これからどんな展開にしようか今 考えているところです汗
      どうぞ続きをお楽しみに!

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