お電話相談でお片付けを終えたBさん宅のビフォーアフターをご紹介しています。(ブログ掲載OKをいただきました)
【家族構成】
60代のご夫婦2人暮らし。
お子さんたちは独立し、義母さんは現在は施設に入所されています。
【間取り】
1階は3LDK+広い納戸→義母さん世帯
2階は3DK+広い屋根裏→Bさん世帯
「身軽になりたい!」
Bさんと初めて電話でお話をした時、こんなことをおっしゃっていました。
夫の物も……家じゅうにたくさんあります。
そして、自分も物が捨てられない方です💦
還暦になる前に片付けたかったのですが……💦
この年齢ですし、身軽になりたいです。
「身軽になる」の意味を辞書で調べると
衣服や荷物など余計な物が無いこと。
責任から離れて、気楽になること。
です。
その後、Bさんから送られてきたお家の写真を拝見して
なるほど!
確かに「身軽になりたい」とおっしゃる意味が分かるな~と感じました。
今のお家の中の状態では、いつも「片付け」のことが頭から離れず、
好きなことをしていても心から楽しめないかもしれないな~と思いました。
物の整理・整頓はしっかり進めないと!です。
ただ、「余計な物が無い」状態というのがどういうことなのか、そこは慎重にアドバイスをしたいと考えました。
片付けとは……? 何もかも捨てることではない
片付けが進むにつれて、Bさんからこんな言葉が。
子供の保育園時代の◯◯とか
子供がスポーツ競技をしていた時の記録とか
他にも色々……
こういう書類は全部 捨てるんですよね?
安東先生がいつもおっしゃっていますが
二度と手に入らない物の処分は慎重に!
ですよ~
後でゆっくり考えましょう!
そうなんですか!!
びっくりです。
書類は全部捨てるものだと思い込んでいました!
Bさんの「書類は全部捨てるもの」という発想はどこから来たかと言いますと
何かで、どこかで、聞いたことだそうです。
前回の記事でも書きましたが、Bさんのお家には年月を経て蓄積してきた物がたくさんあります。
「身軽になる」ために、余計な物は家からどんどん出していかないと片付けは進まないです。
でも、何が余計なのか、何が大事な物なのか、その見極めは慎重に!
全部終わった後に、
「しまった!捨てなければよかった😭」
「物は減ったけれど……なんだか心にすき間風が😭」
と後悔しないようなお片付けをしてほしいな~と思いました!!
Bさんのお家の片付けは「お電話相談」でしたので、
私は実際にお家に伺っていません。
行って、見てみないことには全貌がわからないこともありましたので……
Bさん宅の片付けの方針はこのように考えて進めました↓↓↓
部屋割りは、どうする?
片付けを始める前に、まず決めることは「部屋割り」です。
誰がどの部屋を使うのか、部屋ごとの使い方を決めていきますが
Bさんのお家の場合は、始めはなかなか全体像が見えませんでしたので😅
ホントの基本だけ決めて、あとは柔軟に考えていくことにしました。
現在の家の使い方は1階が義母さん、2階がBさん世帯。
2階はBさんご夫婦の寝室+2部屋。
1階も義母さんの元寝室+2部屋。
寝室は現状のまま固定し、残りの4部屋でそれぞれ、物の分類をして、
片付けを進めながら考えていきます \(^o^)/
住んでいる方は、Bさんご夫婦だけですが、個室は6部屋。
それ以外にリビングやダイニングもありますので、、、
そして、各部屋に色々な物がありますので、、、
まずは動いて、やってみよう!!
ということになりました。
片付け方① 各個人の物の量を把握する
☆義母さんの物
ご本人が不在ですので、分類をして量を把握すること、整頓すること だけに絞りました。
☆ご主人の物
まず、何がどれだけあるのか把握しないことには始まらないので、集めることからスタート。
ご主人は、片付けたい気持ちはあるそうでご自分でちょこちょこと進めていますが
なんせ、多趣味で、家じゅうに物があるということなので😅誰も、実際の量がわからないのです。
集まったところで、再度考えることにしました!!
☆Bさんの物、お子さんの物
それほど多くはなかったです。
Bさんが「捨てられない」と言っていたのは、思い出の品やアルバムなどでした。
片付け方② 思い出の物は、後でゆっくり整理する
物が家の中にイッパイな状態で、じっくりゆっくり考えを巡らせることはなかなか難しいと思います。
残したらいいのかどうかBさんが判断に迷う物はひとまず一か所に保管し、後で心を落ち着けて考えていただくことにしました。
片付け方③ 家にある材料や家具をできるだけ使う
Bさんのお家は2世帯で暮らしていましたので、1階にも2階にもそれぞれしっかりと家具があります。
今は2階でご夫婦が暮らしていても、数年後に1階に移るとしたら……1階の家具を使うことになるかもしれません。
2階では使い道があったけれど、1階に移ったら不要になった……ということにならないよう、出来る限り使いまわしができる物にしたいですよね。
というわけで、基本的に新たな家具や収納用品は極力購入せず、今、家にある物を最大限活かして使っていくことにしました。
それでも足りない物はBさんの意向をお聞きしながら購入を検討していきます。
実際にお電話相談が始まっても、しばらくはBさんのお家がどんな形になっていくのかまだなんとも言えないところがありました。
とにかく……
まずは、やってみよう!!!
ということで、Bさんが動き出しました(^^)
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