YouTube美しい暮らしの空間チャンネルで、安東英子先生が「楽家事」について話をされています。
何年か前から目にすることが多くなった言葉
「楽家事」
これがもてはやされる理由とは?と考えてみると
家事は苦しいもの。だから、もっと楽にしたい。
ということなのかなと思いました。
私自身、家事がものすごく好きか、楽しいか、と聞かれると、確かに
大好き♡楽しくてたまらない♡
というのとは違いますね…笑
家事全般、炊事、掃除、洗濯、その他もろもろ
好きで好きでたまらない作業、というわけではないです。
しなくていいものなら、しないかな~?どうだろう……?
と妄想してみた話を今日は書いてみます。
家事をしなくていい生活
24時間365日、家事を一切しなくてよい生活を想像してみました。
皆さまはいかがですか?
私は……
いいかも!
24時間、自分のためだけに、自分の好きなように使うことが出来たらいいかも!!
……と思ったのですが、その反面
数日したら、ソワソワしてきそう(笑)
なんかちょっとその辺を拭いてみようかな~なんて思うかもしれない。
1ヶ月もしたら、かえってイライラしてきそう……
体もなまってきたし自分で何かやりたい!となりそう。
そんなにものすごく好きな作業というわけではないのに、その時間がゼロになる生活というのはちょっと思い描けませんでした。
もう、家事をする生活が体に染み込んでしまっているから、なんでしょうか……
心から嫌いなことなら、解放されたら
ヤッホー!! ウホッ!! ラッキー!!
となるはず。
でもそうはならない。
その深層心理をもう少し突き詰めて考えてみると、私の場合はこんな答えが導き出されました↓
ほ~んのちょっとだけれど、達成感
例えば、洗濯。
洗濯ものを全部干し終わって、たたみ終わって、収納まで終わったら
得られるものはちょっとした達成感だと思います。
達成感の種類も度合いも色々ありますが
気持ちに余裕があって、ビシッと完璧に干して、洗いあがったものもきっちりしっかり畳めた!となれば
「私って細部まで手を抜かない人だわ♡」
時間の無い中、工夫して、半ば無理やりだけどとにかく全部終えられた!となれば
「私もなんだかんだ言って段取りいいじゃん!」
今日は疲れて何もしたくなかったけれど、先延ばしにしたら自分が困るからとにかく洗濯機に放り込んで(笑)干すだけはなんとか干した!となれば
「私って先まで見越して生きてるじゃん!」
……無理矢理言葉にするとこういう具合ですかね😂
家事をしたことがなかったら
人生の中で全く家事をせずに生きてきた、これからもする予定はない、という方も世の中にはいらっしゃると思います。
周りを見渡すと……もしかするとそんなに珍しくないかもしれませんね。
全く家事をしたことがなかったら、家事に何の意味があるのか実感することは難しいでしょうし、しなくていいものならしないで済ませたいというのも一理あるかなと思います。
私は子供が3人いますが、自分の子供が
「家事はしたことがない」「家事を自分でする意味が分からない」
という人生を送る、と考えてみると
うーん、ちょっと寂しい人生だな~と感じると思います。
家事は
してもしなくても金銭的な利益が発生するわけではなく
誰かに褒められることでもなく(たまには誰かに感謝されるかもしれませんが、めったにない😅)
自分でしなくても誰かにやってもらえば、生活することは可能なわけですが
家事を自分の手でしたときに得られる気持ち
ほんとにちょっとした達成感とか
満足感とか
言葉にもならないような些細な感情
これの積み重ねこそ人生ってもんだよ。
と自分の子供には教えたいな~!
……というのが私なりの家事に対する答え、ですね。
「苦しい家事」にならないための環境
とは言え、人生は有限。家事に割く時間は短いに越したことはないです。
安東先生が動画の中でもおっしゃっているように
「楽家事」とは、
◯◯を買って家事の時間を短縮できました!というのが大事なわけではなく
家事がサッと終えられる環境を整えることこそが楽家事です。
掃除がパパっと終わるよう、
物が出ていない、床の上に物がない部屋。
料理がササっとできる・後片付けもすぐに終わる、
余計な物が出ていないキッチン。
お母さんだけ・奥さんだけが家事をするのではなく、
家族全員が家事をする環境・仕組み。
皆さまにとっての家事はどんなものでしょうか?
自分にとって「苦しい家事」になってしまっている方は、安東流のお片付けで
本当の楽家事を目指してみてください(^^)/
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