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家事ができると仕事に役立つ

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子供が小学校に入る前から、家の中のことはまぁまぁそれなりにさせてきた方かな…と思います。
と言っても試行錯誤の連続です。
本当にこんな感じでいいのかな?と迷いながらも
「子供に家事をさせると色々な力がつくはず!」
「自分の経験からも、家事は覚えさせた方がいい!」

という気持ちで、なんとか続けてきました。

あれから数年経過し、今、改めて
「子供に家事をさせる意味は?」
と聞かれたら、自分の感覚ではありますがはっきり答えられます。

今っぽい言葉で言えば
家事ができるとビジネス戦闘力が身につく!

家事ができると、社会人として仕事をする時にとても役に立つだろうな~
と、子供に教えながら日々感じています。

家事ができる人はこんな力が身につく。について
私なりの考えをまとめてみました!
(家事も色々な要素がありますが、わかりやすいところで料理、後片付けや皿洗い、掃除、洗濯などを念頭においています)

当事者意識が育つ

一人暮らしではなく、家族と一緒に住んでいる場合ですが……

本当の意味で「家事がきちんとできる人」は「当事者意識のある人」だと思います。
その場その場で自分のことだけ考えるのではなく、自分の行動が誰にどんな影響をもたらすかまで考えて行動する……というのが当事者意識、ですかね。

例えば、わが家で初めて子供に皿洗いをさせた時ですが

皿は洗ってあるけど鍋は手つかず(鍋は担当外らしいです笑)
シンク周りとか、なんなら床まで水浸し(水分をふき取るとは聞いてないそうです)
水切りカゴからずり落ちそうなほど皿を山盛りにする(水切りカゴの中まで責任持てないそうです)
まぁホントに色々出てきます😂

……単発で「皿洗いをする」という視点だとこうなっちゃいますよね。
今やっている家事の1つ1つが次の家事につながっているという感覚が無いと、片手落ちになります。

家族というチームで家事を回しているという感覚は、仕事をする時には絶対役に立つと思います!!

見通しを立てる力

継続して家事をしているからこそ養われる力。
それは「全体を見渡して見通しを立てる力」ではないでしょうか。
1年に1回くらい皿洗いをしたとしても、なかなか……家事の全体像は見えてこないですよね。

例えば、朝食後に茶碗を洗っておけば、昼食時にその茶碗をすぐ使える。
逆に、朝食後に皿を洗わずに置いていたら、昼食を作る前にまず皿洗いから始めなければならない。

朝食後の皿洗いを終えて、水回りが水浸し、コンロ周りが汚れていても
次にキッチンを使う人、昼食を作る人以外は特に不都合はありません。

家事には無数と言っていいほど細かい工程がありますが
それが「家」とか「生活」とか「家族」とか
大きなくくり、長い目で見てどういう意味を持つか?
こういう生きた教材は他ではなかなかお目に掛かれないものではないかと思います。

家事を子供に教える時。

最初は簡単な作業から始めて、
徐々に複雑な工程をこなせるようになり、
最後は全体の流れを把握して、
他の人にも指導できるくらいになる。

どうでしょうか?
新人が初めての仕事を覚える過程そのものですよね。

長いスパンでじっくり子供に教えられる、貴重な体験。
それが家事、ではないでしょうか。

段取り力

例えば、朝食後の家事が
皿洗い
洗濯
掃除
この3つと仮定すると

家事に慣れた人なら 洗濯機を回して、その間に皿洗いや掃除に取り組むでしょう。
でも、家事に慣れていない人、あまりやったことが無い人は、
皿洗いをして、掃除をして、いい加減もう疲れた泣、やっと解放された泣、と思ったところで
洗濯していなかった!!と気付くわけです。
(私の子供たちのパターンです笑)

全体の流れを把握していない、作業に慣れてないと
ブツブツと細切れに考えてしまうんですよね。

工程を自分で洗いだしたり、時間配分を考えたり。
これらは仕事をするうえで本当に役立ちます。

仕事をする時、どんな仕事でも、最優先事項ではないにしろやはり効率化は求められると思います。
1つの仕事をなるべく早く終わらせた方が2つ目の仕事に取り掛かる時間が作れますよね。

効率化を考える時に何をするか?

無駄な作業・重複した作業の洗い出しと解決
省略できる作業が無いか検討

あるいはもっとさかのぼって、もともとの環境整備


こう書いていくと、ビジネス書の解説みたいな雰囲気ですが
皆様も家事をする時に自分なりに工夫されていることはたくさんあると思います!

ちなみに
家事で言えば、色々細かく時短できる要素はあるにせよ、
根本的な解決をするなら環境整備。
つまり片付けをすることがいちばんの近道です。
便利グッズに頼るのではなく、家じゅうの片付けを完成させるのが本当の効率化につながります。

気づき・想像力

自分で家事をずっとしているとわかりますが
家事は、生きている限りずっと続いていて、一応区切りはつけていても結局全部連続してつながっています。
これは、やったことが無い人は一生わからないことかもしれません…

例えば、家事を一切したことのない子供が一人暮らしをしたら。


前日使ったコップがシンクに残っていて、
でも朝は洗う時間が無いので新しいコップを使って、
夕方になってもう使えるコップがない。

あーあ。
今までは自分の使ったコップを誰かが洗ってくれていたから
常にコップを使えたんだ。

そんなふうに途中からでも気づくならまだ大丈夫かもしれませんが
こういうのは、早く気づくに越したことはないと思います。

皿洗いは自分の家の中に限ったことですが
人間、生きている間は何かしら他人とつながりがあります。
全く一人で完全に誰とも何の関係もなく生きていける……という人は現代社会ではまずいないですよね。
意識していなくても他人との関りは必ずあるはず。

危機感を持っている方も多いでしょうし、私も身近なところでよく耳にするのですが
やっぱりここ何十年間かで、
結果を考えられない、
因果関係とか過程とかを想像できない
そういう子供が増えているのかな~と感じます。
昔は良かった、今はダメだ、という言い方はしたくないですけど
でも、どう考えても30年前、40年前の子供たちと今の子供たちは違うところが多々ある……。
原因はこれだ!とは一言では言えないと思いますが……

まずは家事。
当事者意識を持って真剣に、子供にさせてみてはいかがでしょうか。
気づくことがたくさん出てくるのでは……。
子供自身もそうですし、教える側の親御さんにも色々考えさせられることがあると思いますよ!

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