「美しい暮らしの空間アドバイザー」を目指して　２

私がアドバイザーになるまでの道のりをお届けしています。
前回の記事→アドバイザーを目指して１

４．実技試験

育成講座の後には実技試験があります。
知り合いのお宅を一軒丸ごと、一人で片付けて写真やレポートを提出します。
言葉で書くと一行で終わってしまいますが、そう、本当に…大変なことです。
実際に片付けてみないと、本当に片付けの力があるかどうかはわかりませんので…当然の試験ですね。
「美しい暮らしの空間アドバイザー」は、全員この実技試験に合格しています。

実技試験は、通常は１件ですが、私は２件のお宅を片付けました。
１件のお宅は、安東流の片付けについてよく勉強されていて、スムーズに片付けが進んだと思います。(もちろん、実際の片付け作業はとても大変です！)

もう１件のお宅は、安東流についてはほとんどご存知なかったので、まず、考え方や片付け方をよく知っていただくことからスタートしました。
このお宅の片付けについて、少し内容をお伝えしようと思います。
(掲載に当たってはご本人の了承を得ております)

仮にＡさんのお宅とします。
Ａさん…家事に育児にお仕事に、その他諸々、忙しい日々を送ってらっしゃいました。そんな中でも、現状を変えたい！と片付けを始める決意をされました。
日常生活を送りながら、片付けのための時間を捻出するのは、本当に大変だったと思います。

そんなＡさんのお宅…安東流の考え方をご理解いただくのに、なかなか時間がかかり、他にもいろいろな要因があり…お片付けにかなりの時間がかかりました。

「お片付けを途中で中止せざるを得ないかも…？」
そんな場面もありました。

ゴールがなかなか見通せず…Ａさん…気持ちがくじけそうになることが何度かありました。
たくさん、たくさんお話をしました…帰り際には、また次回！^^と笑顔でお別れできましたが…
それでも帰り道では「Ａさん…お片付け続けられそうかな…？」と心配でした。

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実技試験は、一人でお片付けを進めるので、孤独になりがちです。
安東先生のエンディングムービーを見ながら、ひとりで泣いたこともありました。
「このアドバイザーの方々の一員に自分もなれるのだろうか…」

(安東先生のエンディングムービーは、ジーンとくる場面もたくさんありますが、楽しいお片付けの現場の様子が撮影されています。
楽しそうな安東先生を見ながら、画面のこちら側ではオイオイ泣いている私…
ちょっとこわいですね💦　みなさん　引かないで～💦)

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片付けが進むにつれて、安東流への理解も深まりました。
その後、Ａさんのお宅は、無事に完成し、とても喜んでいただけました！
Ａさん、とってもがんばられました…
お片付け、やってよかった！と思いました。

写真をまとめ、レポートを書くのもかなり時間がかかりました。
送付した後は、「あぁ、とうとう送ってしまった…」と思いました。
自分では精一杯やったけれど…あぁ不合格だったらどうしよう、と考えると夜も眠れなくなりました。

無事、合格をいただき、心からホッとしました^^