「安東流からはじめよう」とのタイトルでビフォーアフターをご紹介したFさんのお宅。
お子さんが3人いらっしゃいます。お片付け当時は小学生2人、0歳が1人でした。
家族やご自身の入院などの事情があり、とにかく家事の簡略化を!!という目標を持ってお家を建てました。
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「安東流からはじめよう」
新居にファミリークローゼット?
時間をねん出するために…
自分の時間が取れず悩んでいたFさん。
そんなFさんがお考えになった家事効率化のための仕組みとは
ファミリークローゼットで家族の衣類を全て一元管理すること
でした。
リビング続きの部屋に広いクローゼットを作り、そこにご夫婦+子供3人分の衣類を収納する予定で新居の建設を進めていました。
ファミリークローゼットはやめました
そんな中、私にお片付けのお申込みがあり、その時にご説明したことは
安東流のお片付けではファミリークローゼットはおすすめしていないんです。
子供の物は子供部屋に収納するお片付けをします。
これらの説明を聞いたFさんの感想は……
個人の物は個人で管理する。
子供の物は子供部屋に置く。
とてもよい考えだと思うのですが
うちの小学生男子が
自分の服を自分の部屋に仕舞うとは到底思えません………
まだまだ手のかかる小学生男子2人と0歳のお子さんがいて、Fさんは不安でいっぱいそうでした。
でも、時間をかけてご説明しました。
ファミリークローゼットはおすすめしません!!
数年後、10年後……の
未来を見据えてお片付けをしましょう!!
結果として子供部屋に子供の物をすべて置くことになりました。
数年経過後
現在の子供たちの様子
それから数年経過し、現在の様子をお聞きしてみると……
子供(小学生チーム)が自分たちの部屋を荒らす事なく保っています。
片付ける前と比べると、これが最大の変化だと思います!
彼らなりに快適を求めて、畳むものは畳むようになりました。
私の洗濯からの洋服管理の家事が楽になりました!
お片付けを一緒にした時、小学生チームにパンツや靴下のたたみ方を教えて一緒にやってみました。
まだ少し不器用な手つきで、一生懸命たたんでいたのを覚えています。
もう今では自分でたたんでいるんですね~なんだかジーンときました。
現在の子供部屋の様子です。レイアウトが変わっていますね(^^♪
これは長男君かな~?次男君かな~?(^^)
お子さんが自分でこの状態を維持しているって素晴らしいですね。
今の実感
そして、こんな感想も!
あの時
ファミリークローゼットにしなくて大正解!
です!
もし、ファミリークローゼットにしていたら…
こちらの写真は、おうち丸ごとお片付け完了後のものです。
Fさんのお家の主寝室にある広いクローゼット。
かなり広めですがご家族全員の衣類は入りません。
この写真を撮った時にはご夫婦の衣類+0歳のお子さんの衣類が収納されていました。この時点でもう一杯ですよね。
ここをファミリークローゼットとしていたら……
入りきらない衣類は2階の各個室に収納?
→全部でいったいどれだけの衣類が家の中にあるのかわからなくなりますね。
またはこのリビング続きの部屋にタンスや引き出しやハンガーラックなどを置く?
→収納用品で部屋を狭くしてしまいます!
早く、仕組みを作る!
子供部屋は最初から分けておく
子供部屋の作り方についてのFさんの感想です。
子供部屋も分割しておいて良かったです。
当初は広い子供部屋でゆったり過ごして、数年後には部屋を分割する。というプランを考えていたFさんでしたが……
安東流の考え方をご説明したところ、家の建築途中で急きょ、子供部屋は分割することにしました。
子供が大きくなった数年後には部屋を分割……というのはよく聞きますが、数年後は本当にあっという間に来ますね。
自立を見据えた片付け方
子供が将来自立する日を考えて子育てをするなら、家の中の仕組みもそれに合ったものにしましょう。
子供の物は、子供の部屋で、子供に管理させる。
その仕組みを作るのはいつから?早ければ早いほどいいです。
家を建てる前に、安東英子先生に新築相談を是非!!
引っ越しをする前に、現在住んでいる家の中の物・部屋の使い方の見直しを!こちらは美しい暮らしの空間アドバイザーにご相談くださいm(__)m
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