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2018年北海道地震で全道がブラックアウト 電気がない生活から得た教訓とは?

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昨年9月6日、北海道地震がありました。
停電によるブラックアウトを私も経験しました。

私の住む地域は震度4でしたが…
実際に体感したのは、ものすごい揺れで、飛び起きました!
地震による直接の被害はありませんでしたが、やはり停電がとても困りました。

 

電気がない生活とは…?
地震を実際に体験して考えたことを書いてみます。
地域の事情によっては、あてはまらないケースもあると思いますが、実際の体験談ということでお読みいただければと思います。

 

目次

冷蔵庫


当時は夏の終わりで、まだ暑かったです。
熱中症の心配をするほどではありませんが、冷蔵庫の中の食材が腐る心配が…!

初日、2日目くらいまでは、物流も滞り、お店もレジが使えたり使えなかったり…買えるものも限られていた記憶があります。
3日目には、お店に肉類が売っていて、ホッとしましたが、乳製品はしばらく入手しにくかったです。
とにかく、家にあるものでなんとかしのぐしかありません。


冷蔵庫、冷凍庫は、扉の開閉をしなければ、内側では低い温度を保てるようです。
特に冷凍庫は、冷凍された食材そのものが保冷剤になるようです。

私が冷蔵庫を開けたのは確か1日に2回でした。
私の地区は、ありがたいことに当日夜には電気がついたので、食材は無事でした。

電気がつくまで2日以上かかった地区の友人に聞くと…
冷蔵庫の開閉回数を最低限にしたら食材は無事だったそうです。
普段通り開けた友人は、冷凍庫の中身がとけてだめになったと言っていました。

 

ポイント1
冷蔵庫・冷凍庫から素早く必要な中身を取り出すためには、中に何が入っているか、扉を開けなくてもある程度わかっていなければなりません…

冷蔵庫・冷凍庫の中もお片付けです!日ごろから整理整頓ですね。



私は、取り出すものと、調理できそうなメニューを、よーーーく頭の中でシミュレーションしてから、素早く出しました。

 

ポイント2
冷蔵庫・冷凍庫には、ある程度の量の食材を入れておくことも大切なのではないかと思います。
地震後、店でだいたいの生鮮食料が買えるようになるまでは何日かかかりました。
私の住む地域では、水道・ガスは問題なく使えたので煮炊きができました。
乾物なども含めて、ある程度食料を持っておくことは必要なのではないかと感じました。

当日、小中学校は休校になりました。
その後学校に行けるようになってからも、給食はしばらく再開されず…
3食分の食材確保もけっこう大変でした。

食べなれない食材はなかなか箸が進まず…
しっかり食べられないと体調も崩しがちで…
食べることに関しては悩みました。

 

明かり


夜は、明かりとして、ランタンや懐中電灯などを使ったと知人から聞きました。
アウトドア用と兼用している場合も多いと思いますが、
電池が切れていないか時々チェックする必要があります。

今年は出かけなかったのでランタンや懐中電灯は使わなかった!という場合…きちんと明かりがつくか点検が必要です。

洗濯機


洗濯機も使えません。
夏でしたので、手洗いして乾かす…というのも、やろうと思えばできたかもしれません。
ただ、乾燥機やドライヤーも使えませんので、乾くかどうかはお天気にもよるかもしれませんね。


私の地区は、地震の当日には電気がついたので、翌日から洗濯機を回すことは可能でしたが…
なんとなくそういう気持ちにはなれませんでした。

余震も心配でしたし、気持ちに余裕がありません。
予備の衣類がなければ、手洗いするしかないのでしょうけれど…

他の地区の友人知人は、まだ電気がつかなくて困っているのを知っていたので、自分だけジャブジャブ洗う気持ちになれなかった…というのもあります。


衣類、特に下着は何日分か余裕があった方がいいと思いました。

情報を得る手段


テレビも見ることができないので、情報を得るためにはラジオとか、スマホ…
に頼ることになると思います。
私の場合は、スマホのバッテリー温存のため、しばらくの間はネットを見るのも控えていました。


情報が入ってこないことが、これほど不安なものなのかと思いました。

夫(とても物持ちがいいです)が充電済みのモバイルバッテリーをハイっ!と差し出してきた時は…
私も今後はバッテリーを常備するぞ!と心に誓いましたよ…

 


スマホでネットニュースを見られることが、とてもありがたかったです。
地震の前まで、スマホの必要性をあまり感じていませんでしたが、
今の時代は、情報を得るためにスマホはなくてはならないものなのかも…と感じました。

固定電話


家庭の電話…固定電話は、電気がないと使えない場合がほとんどだと思います。



困ったのが、子供の学校へ連絡を取る方法です。
学校の固定電話はつながりませんし、
たとえつながったとしても、保護者が一斉に電話したら迷惑でしょうし…

小学校の連絡網は一斉メール配信で、すぐに休校がわかり安心でした。
中学校は昔ながらの電話連絡網で…担任の先生が全員に電話していたようです(T_T)
その後、一斉メール配信に変更されました。

公衆電話


そして、家の外の話ですが、今の子供たちは、公衆電話の使い方を知らない場合が多いようです。
設置してある場所も限られていますが…



また、家の電話番号を覚えていないケースも多いです。
スマホや電話機に登録してあるから番号そのものを覚える必要がないんですね…
実際に公衆電話を使う練習をした方がいいなぁと思いました。

ストーブ


季節がもし冬だったら…暖をとる手段が大切です。
色々な暖房機器がありますが、いわゆるストーブは、電気を使う場合が多いと思います。

電気がなくても使えるタイプのストーブが一台はあると安心かもしれません。
私の家にも常備しています。



私の家のストーブは乾電池を使うタイプですが、乾電池は抜いてあります。
チャッカマンのような道具で直接火をつけます。

乾電池は入れっぱなしにしておくと劣化したり破裂したり、大変です。

乾電池を使うのか、他の手段でも火をつけられるのかどうか…
災害の場合を想定して、実際にどのようにストーブに着火するか考えておいた方がいいかもしれません。

 


 

 

私の住む地域は、大きな地震が過去にあったとは…聞いたことがありません。
なんとなく、地震はあまり自分には関係ない気がしていました…
でも、災害は、ある日突然起こるというのは本当でした…!



日常生活の中での、ちょっとした心がけ、ちょっとした備え、ちょっとした知識…
大げさなことではなくても、ライフラインが止まってしまう生活を少し意識すると、災害への備えになるのではないかと思います!

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