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ファミリークローゼット。子供が大きくなったらどこで着替える?

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この片付けブログで
ほぼ常に検索ワードの上位にくる語句があります。
それは

ファミリークローゼット 子供が大きくなったら

というものです。

今から家を建てる方が

ファミクロって、どうなの?

と不安な気持ちが募り、あれこれ体験談を探しているのではないかなと思います。

安東流お片付けでは
ファミリークローゼットはおすすめしていません。

これまで私のブログでもファミクロについての解説記事を幾つか書いてきました。

上記の記事に書いた内容以外に、ファミクロを作った後の問題点について
見落としがちなポイントがあります。
子供が小さい頃はそれほど問題は無いのですが、大きくなったら気になること。

着替えはどこでするのか?問題です。

目次

どこで着替えをするか

①ファミクロ内で着替えをする

お子さんがまだ乳幼児、という方は
「どこで着替えをする?」と聞かれた時に
家族一緒に着替えをする光景が自然と目に浮かぶ方も多いと思います。

ファミリークローゼットの中に家族全員の衣類があるのだから、着替えもその中でするのが当然。
と何の疑問を持たない方もいらっしゃるかもしれません。

ただ、実際にファミクロの中で家族がそれぞれ着替えをする場合……
子供が中高生になってからもファミクロを使い続ける場合……
色々と考えなければならないことが出てきます。

ファミクロ内で着替えをする場合に必要な物とは何でしょうか?

・鏡

・着替えが出来るスペース

洋服を掛ける、収納する場所以外に
鏡を取り付けたり置いたりするスペース、
着替えをするためのスペース

が必要になります。

つまり、大人1人が手を広げたり腰をかがめたりできる広さがいるわけですね。

では、ファミクロは広く、ドーンと作れば良いのか、というと
そう単純な話でもありません。
ファミクロを広く作った場合、他の部屋を狭くせざるを得なかったり
子供が大きくなって独立した後、広すぎるファミクロを持て余したり
色々な問題が出てきます。

その他に、ファミクロ内で着替えをする場合に必要な物としては

・カギ

を挙げる方もいます。
着替え中に他の家族が入ってこれないよう、カギを掛けるということですね。
でもこれは、裏を返せば
誰かがファミクロを使用中は
他の家族は服を取りに入ることはできない。
ということになります。

朝の慌ただしい時間帯に、オシャレに目覚めた子供がとっかえひっかえファミクロ内で着替えを繰り返していたら……?

これが毎日、ずっと続くわけですから
現実的にはかなり運用が難しいということは想像いただけると思います。

②隣接の場所で着替えをする

ファミクロは洋服を収納するだけの場所。着替えは他の場所で行う。
という場合、実際にはどのような場所で着替えをしているのでしょうか。

1階にファミクロ、続きに洗面所……というわけで
洗面所で着替えるケース。
この場合も、洗面所は他の誰かが使う可能性は非常に高い場所ですので、
誰かが洗面所を使っていると着替えができない💦
という事態になります。

では、同じく1階のリビングで着替えをするケース。
私が見聞きした限りでは、このケースがいちばん多いようです。
リビングはそれなりの広さがありますから、部屋の隅に分散すれば着替える場所がないということは考えられないですよね。

ただ、リビングで着替えをするということは
家族がいる場所で服を脱いだり着たりする
ということを意味します。

年頃の子供が部屋の隅で着替えをしているのが目に入る
親の気持ちは……?


逆に

両親が着替えをしているのを目にしてしまう
子供の気持ちは……?


私なら……色々と想像すると何とも言い難い気持ちになります。

あるいは

家族の前で下着姿になっても平気。

家族に裸を見られても何も感じない。


というお子さんだった場合
親としては違う意味で色々心配にならないでしょうか。。。

この辺りは、「プライベートゾーンを教えよう」ということで記事に書いています。

また、片付けの観点からは

着替えをする場所が
【ファミクロ】【洗面所】【リビング】【自室】というように分散すると、
脱いだ洋服はその場に放置されるようになります。

そうすると家の中は散らかる。
ではどうするか?
子供が放置した衣類を回収して洗濯するのはお母さんの役目……
となってしまうお家は多いですよ。

③個室で着替えをする

子供が大きくなったら、ファミクロや1階のどこかではなく
自分の部屋で着替える。
というのを子供自身が望むことが多いのではないかと思います。

子供が小さい頃は1階のファミクロに衣類を収納していたが
年頃になって、服は自分の部屋に収納したいと言い出す。
着替える場所に衣類を置きたい。
心行くまでゆっくり着替えたい。
という考えに至るのは至極当然かなと思うのですが
ここで問題が出てくるケースがあります。

注文住宅でファミクロを作った場合

ファミクロに家族全員分の衣類を収納するので
個室にクローゼットを作らない。
あるいは作ってもとても小さい。
という設計のお家が増えているようです。

子供が成長し思春期になり
子供は自分の意思を主張するように。
個室に自分の服を収納したい、着替えたい。
家族と一緒の場所はイヤ。

となった場合、これは非常に困りますよね……

ファミクロの本当の問題点

家事動線や収納の面からメリット・デメリットが語られることの多いファミリークローゼットですが
ファミクロの本当の問題点はどこにあるかご存知でしょうか。

ファミクロを作ることは
子供の生活・成長に大きな影響を与えます。

安東英子公式ブログ「素敵な暮らしの扉」より
ファミリークローゼットについて!

安東英子先生

私はファミリークローゼットはオススメしていません。

こうすると、
結局お母さんが片付けてあげてしまう。

それぞれの部屋にその子その子の衣類やモノを全て置く。
そして、自分で管理・整理整頓させる。

もし一部屋に2人で使っていても、
私の場合は収納スペースをハッキリ分けています。

そして~自分で片付けさせる。
でもね、これ当たり前の事です。

便利!!!!! これが一番いいとは限りませんから!

前にも書きましたが…
「面倒くさいから!」
とならないように!

安東英子先生

また、ファミリークローゼットがなくても、
よくあるのが…
リビングの隣の和室が…ファミリークローゼット化するお宅もあります。

習慣…慣れ…なかなか変わりません!

親として、
子どもがそういう気持ちになる形だけは作ってあげましょ!
そして、もちろん親がお手本にならないとですね。

父親も母親も、やりっ放しだったら…
お子さんは何を見て参考にしていいのか
わからないですから。


2013年の記事です。もう10年以上も前から、安東英子先生はファミクロはダメ!と伝え続けています。

私もブログで「子供の自立」という視点から記事を書いています。

ファミリークローゼットを設計しようと計画されている方が
ネット上で経験者に質問されているケースを多々見かけます。
その場合、ファミクロを作って間もない若いお母さんからの回答を見てもあまり参考にならないのではと思います。

もし参考にするとしたら、お子さんが既に成人し独立しているような
先輩ママからの話がいちばん説得力があるでしょう。
もっと言えば、お子さんがいる方でも“自分の子供の場合”という視点でしか語れないことがほとんどです。
私が思うに、安東英子先生のように
日本中の家々の片付けについて6,000軒以上相談にのって実際に解決してきた方の話がいちばんの【答え】ではないでしょうか。

ファミリークローゼットの問題点は、ブログでは語りつくせないほどたくさんあります。

ファミクロって、本当のところはどうなんだろう……?

と、ちょっとでも疑問に思った方は
美しい暮らしの空間アドバイザーにご相談ください。
家が子供に与える影響はとても大きいです。立ち止まってじっくり考えることをお勧めします!

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