Fさん、ブログ掲載を快諾いただきありがとうございます!
前回は、3LDKの賃貸住宅にお住いの様子をお伝えしました。
本日は、2LDKにお引越しされた後のお部屋の様子です。
Fさんからお片付けのご相談を受けたのは、この2LDKに引っ越してからことでした。
安東流からはじめよう1 依頼の理由
でもお伝えしましたが、この2LDKに引っ越しされてから、Fさんご家族にとって怒涛の日々が始まりました。
三男さん誕生、家族の入退院、新居のプランニング、引っ越し…
この2LDKに住むのは、新居へ引っ越すまでの1年間限定…と初めから決まっていました。
たとえ1年間であっても、暮らしやすい方がいいのですが…
Fさん、このおうちのお片付けにお悩みでした。
部屋は減って、家族は増えた…
3LDK時代は、子供2人もまだ小さく、Fさんが家全体を管理して、うまく回っていたのかな…?と感じました。
2LDKに引っ越しされて、部屋数が一つ減り、収納も減りました。
そして、三男さんの誕生で家族が一人増えました。
まだ0歳の赤ちゃん。Fさんは自分の時間なんてほとんどないような状態でしょうね。
お母さんが家の物を全部管理するのは無理。
理想は、家族全員がそれぞれ自分の持ち物を把握している家にしたい。
でも、そのための片付ける時間を捻出できない。
そして、片付け方も…なんだかうまくいかない。
いろいろなジレンマに悩まれたそうです。
2LDKのお部屋の使い方は、
1部屋は子供部屋、もう1部屋は夫婦の寝室です。
実際の写真を見てみましょう。
小学生2人の子供部屋
おもちゃが部屋の一角に集まってきています。
クローゼットの中に、子供の布団とおもちゃが見えますね。
おさがりの衣類やおもちゃも箱詰めされています。
リビング
小学生2人の勉強道具と机はリビングに置いていました。
ご夫婦の寝室
家族の衣類は、この部屋に集まっていました。
小学生2人の衣類もこちらにありました。
お母さんであるFさんが衣類の管理がしやすいよう、衣類は一部屋に集められたようです。
ファミリークローゼット
Fさんからお片付けのご相談を受けた時、新居は建築中でした。
新居の部屋割りの話をしていると…
子供部屋は2階に3部屋作りました。
でも衣類は1階洋室に大きなクローゼットを設置するので、ファミリークローゼットで管理したいのです。
とFさんはおっしゃいます。
安東英子先生ののブログ「素敵な暮らしの扉」
ファミリークローゼットについて!
↑こちらで詳しく書かれていますが、ファミリークローゼットはおすすめしません。
お子さんが乳幼児の時には、お母さんが衣類を管理するとしても…
成長してからもずっとそのままの状態が続くと、今度はお母さんが大変になります。
お子さんにとっては、お母さんがなんでもやってくれるのが当たり前だとしたら…
いつまでたっても、お子さんが自分で自分のものを管理できないという可能性が…!
思い立ったが吉日!
お子さん2人は、もう小学生、今から個人管理でやってみましょう!
自分の子供のこと…なかなか想像しにくいものです…
Fさん…
その考え方は、とっても理解できるんです。
でも…
うちの小学生男子2人が、自分で自分の衣類をたたんで、自分でしまうようになるとは想像できないです
とおっしゃっていました。
親御さんの感覚ではまだまだ幼いように思えても…
Fさんのお子さん、小学生2人は、あと数年もすると中学生です。
子供が小さい時は、成長したらどんなふうに変わるのか、想像しにくいものですが…
ちょっとだけ、計算してみてください。
あと何年後に中学生、高校生…社会人となるか…
3年でしょうか?5年でしょうか?
大きくなるのはあっという間です!
また、私が今まで一緒にお片付けをしたお子さんたちのこともお話しました。
子供って案外 自分のことは自分でやりますね…親御さんがびっくりするパターンが多いです。
でも、個人管理できるようになるためには、おうちを丸ごと!全部!片付ける必要があることもお伝えしました。
Fさんとは じっくりお話をしました!
安東流を信じて^^、個人の物は個人の部屋で管理しましょう!!
新居への引っ越しは、新しい仕組みを作るいい機会です。
新居では、ファミリークローゼットではなく、小学生2人の衣類をそれぞれの子供部屋で管理することになりましたよ!
Fさんのお宅の歴史、2LDK編、もう少し続きます。
コメント
コメント一覧 (2件)
風穴様
はじめまして、こんにちは
この度は娘が大変お世話になりました。
「F」の母です。
あの「安東式お片付け」を
こんなに間近に見られて感激しています。
安東先生のブログを追っかけて
こんなに長年心酔しているのに
自身の片づけは
ほぼ妄想の世界で終わっていて
整った生活には程遠く
現実はお恥ずかしい状況の私です。
思えば
娘が転勤で遠く離れている間も
ほぼ毎日
スカイプなどの便利なツールのおかげで
現地には ほぼ行っていないのに
間取りが頭に入るほど行った気分で
「あの家具を、こっちで使ったら~」などと
延々と家具配置や収納の事を話あっていたように思います。
風穴さんのブログで
その何年かのことが
とても分かりやすく簡潔に
書かれていることに感動です。
楽しみに読ませていただいております。
つい先日
Eテレ、ハートネットTVで「住まいの介護力」という番組がありました。
実際にご自身も100歳のお母様と生活をされている
安楽玲子さんという一級建築士の先生のお話でした。
その先生は、介護予防は運動等ばかりでなく、
家に居ても料理や趣味が続けられる事も介護予防。
それには
まずは片付け。整理整頓と話されていました。
そして「できるようでできないのが片付け」とも
言われていました。
高齢期の住まいについての様々な制度もあるけれど
それを利用するにしても、まずは「住まいを整えること」の
大切さが伝わってきた番組でした。
安東先生の「本物のお片付け」が
まさに必要なのだ!と思いました。
娘たち家族のこれからの羽ばたいて行く生活と
私達 老夫婦の羽を休める生活と
ライフステージは様々ですが
これからも、アドバイザー皆さんのブログ等の
力を借りて
家の中の「もじゃもじゃ」退治に燃えて
すっきり生活を目指したいと思います。
hamumaru77さん コメントありがとうございます。
Fさんのお母様…Fさんから色々お話は伺っています!
…
なんとお返事したらよいか…とても奥の深いお話で…
ブログの中でもご紹介させていただけたら…と思います。
…
ビフォーアフターは、どういうふうにご紹介しようか、日々頭を悩ませながら書いておりますが、
楽しみ…といっていただけると書く励みになります。
…
また感想などコメントいただけたら嬉しいです!