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世界一厳しいお片付けの資格
「美しい暮らしの空間アドバイザー」になるために必要なステップはこちらです。
1、「お片付け完全マスター」(安東英子先生主催)2日間受講
2、自宅写真提出
3、審査→合格
4、「プロ育成セミナー」(安東英子先生主催)4日間受講
5、実技試験「一人でおうち丸ごとお片付け」
6、審査→合格
審査に合格しないと次のステップに進めません。4、プロ育成セミナーは、自宅写真を提出後、合格して初めて受講資格が得られます。
片付けのプロは、自宅が片付いていて当たり前です。…でも、この自宅写真を提出するだけでもかなり大変です。
世界一厳しいお片付けの資格とおっしゃった方がいるそうですが、まさにその通り。
挑戦したい!でも…果たして合格なんてできるんだろうか?
私が「1、お片付け完全マスター受講」の段階で迷っていたのもちょっとだけご理解いただけるのではないでしょうか…
厳しい資格にした理由
安東英子先生の公式ブログ「素敵な暮らしの扉」
片付けのプロとして
こちらから引用します。
「美しい暮らしの空間アドバイザー」募集の時に安東先生はこう書かれています。
私は「本物の片付けのプロの集団」を作りたいと思っています。
私がプロの収納アドバイザーとして求めているのは…
片づけで悩んでいるお宅に伺って…
的確なアドバイスをして…キッチリ片付ける実力がある!
そうでないとプロとは言えないですよね。
片づける実力があるかどうかを審査する最適の方法は、実際に家を片付ける実技試験ということになりますね…
私の最終実技試験
片付けが苦手、片付かなくて困っているお宅に伺って、家を一軒丸ごと片付けます。
最初から最後まで一人でやります。
他の人のお宅を片付けることは、自宅を片付けるのとは比べ物にならないくらい難しいことです。自宅が片付いていることも大切ですが、人の家を片付けられるかどうか…これにはまた別の技術が必要です。
試験ですので…自分一人でプランを考えます。そしてご家族の方と一緒に片付けて、片付け終わったら写真を提出します。
実技試験の話をすると、驚いてのけぞる方が多いですね(笑)
家を一軒全部なんて本当なんですか?とも聞かれます。
ハイ、本当なんです。
私の実技試験先のお宅は、安東流の片づけ方を全く知らない方でした。
順番に説明し、一緒に片付けをし、片付けながらたくさん話をしました。
それでも…この場所を片付け終わったらどんなアフターの状態になるのか、片付くとどれくらい暮らしやすくなるのか…そういうことを想像するのがなかなか難しい様子でした。
↑こちらでも書いています。お客様の気持ちがくじけそうになっているのを励ましながら…でも安東流の片づけ方はキッチリと…
そして、途中で中止せざるを得ないかもと思う場面もありました。
この試験は、完成させられるのかな?本当に終わるのかな?と何度も思いました。
でも試験なので誰にも相談できない、話もできない。一人での反省会が延々と続きました。
エンディングムービーを見て涙…
そんな中、エンディングムービー①が発売されました。安東先生とアドバイザーたちがお片付けしている現場がそのまま編集されています。夢中になって見ました。
そして、夜な夜なそれを見ていると、泣けて泣けて仕方なかったです。
私もアドバイザーになって、その中の一員になりたい。
安東先生の片付け現場に自分も参加したい。
一人反省会ではなくて、先生や他のアドバイザーたちと共有したい。
でもその姿が全く想像がつかない…
実技試験に合格できそうな気は全くしない…
本当にアドバイザーなんてなれるんだろうか…
やっぱり無謀な挑戦だったのでは…
と頭の中で考えがグルグル回っていました。とても孤独でした。
(実際のエンディングムービーは、夜な夜な泣くような内容ではありません。片付け現場の楽しい場面もたくさん収録されています)
実技試験が終わって
私の実技試験先のお宅は…完成しました。
難しいかもしれない…!!と思いながら、薄氷を踏むような気持で一緒に片付けを続けました。でも、完成が近づくにつれ、お客様がみるみる変化していきました。
スッキリ片付きつつある部屋を自分の目で見る
→完成のイメージがつかめる
→こんなにスッキリするのならもっときれいにしたい、キレイを維持したい
→徹底的に全部片づけたい
完成の日。ご家族のみなさんの自信を取り戻した顔!片づけきった笑顔。今でも目に焼き付いています。
片付け終わったら疲れて寝込むかも…とおっしゃっていたのに、翌日には、ゴミを処分場に持って行って早くスッキリしたい!動いています!とメールが来ました。
もうこのご家族は大丈夫!と思いました。
合格しました
写真を提出後、安東先生と電話でお話しました。
実技試験について話をした後、アドバイザーになったらやることの話が続きました。話の内容からして、どうやら合格だと思いました。
でも、実はこの電話の中では、「試験に合格です」とは一言も言われていません。この時は今と違って、先生とお話しするのもまだまだ緊張していて、はっきり合否を聞くことができませんでした…まさか不合格だったらどうしようと電話を切ってから一抹の不安が…
電話の後、「風穴さん、合格!」のメールをいただいて、心の底からホッとしました!!!
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