これまでも何度か記事を書いていますが、「物置部屋」について改めて書いてみたいと思います。
物置部屋とは
部屋なのに、物置になっている
「物置部屋」とは、何でしょうか?
ひと言でいうと「家の中にあって、物置として使っている部屋」ですね。
本来は部屋なのに、人が暮らすのではなく物を置いておくための場所になっている状態。
家の中に物置部屋があります……。
と聞けば、
肯定的なニュアンスよりは
物を寄せ集めて、雑多な状態なんだな~
と想像される方が多いと思います。
1部屋を物置としてつぶしている。
と言う方がわかりやすいですね。
物置部屋にしておくのはもったいない
2LDK、3LDKのような「家の中に個室が2~3室ある」というお家で、1部屋をつぶして物置として使っているのは本当にもったいない。
物置部屋を解消すれば、そこは個室として使える部屋です。
物置部屋があるということは
ローンや家賃を払っているのに、家の中に使えない部屋が1つあるわけですよね。
2部屋、3部屋で生活する予定だったのに、実際にはそのうち1部屋は部屋として機能していない。
2部屋-1部屋(物置部屋)=残り1部屋
3部屋-1部屋(物置部屋)=残り2部屋
家全体から1部屋マイナスして、残った部屋で家族全員が暮らしている状態です。
物置部屋の片付け
物置部屋から始める
安東流の「片付けの順番」では、片付けはどこから始めるでしょうか?
外に物置があれば物置から
物置のないお家では、家の中の納戸から
ですよね。
- 外の物置
- 納戸・物入れ
- 和室(押入れから)
- 寝室・子供部屋(クローゼットから)
- 洗面所
- トイレ
- キッチン
- リビング
- 玄関
外に物置がある方は、まずそこから片付け始めます。
(北海道のような雪国でしたら、冬の間は家の中を片付けつつ、春になったら速攻!取り掛かってください)
物置がないお家では?
納戸から。
……なんですけど、「物置部屋」があるならそこから片付け始めた方が良いです。
なんといっても、家の中に「物置」があるわけなので!
お片付けで最初に取り掛かるのは
・見えないスペース
・いつもは使っていないスペース
・奥の方のスペース
こういう場所・スペースから始めるようにしてみましょう!
いつから始めるか
予定が終わってから?
お片付けのご相談をお受けすると、こんな話をお聞きすることがあります。
「近々こういう予定があるので、片付けはもうちょっと後の方が良いのかなと思っているんですが……」
例えば……
来年引越しするんです。
今、片付けるか迷っています……引越し先の家では収納スペースなんかも今の家と違ってきますよね……
引越し先が決まってから片付けた方がいいですよね?
夏休みの長期休暇に片付けをしたいと思っています。
その頃に改めてご相談した方がよいでしょうか?
春になったら子供が入学するので
入学して落ち着いてからゆっくり片付けようと思って。
それまでは様子見でと考えているんですがどうでしょうか。
そういうお話を伺った時、私が何と答えるかといいますと
その前に準備することがたくさんあります!
今から!始めましょう!
引越しするなら、その前に今の家でやらなければならないことが山ほどありますよ~!
長期休暇に一気に片付けたいなら、事前準備は周到に!
子供が入学してスムーズな生活を送るためには、今から準備をしっかりと!
……という感じになりますね(^^)
時間がかかる
物置部屋というものが家に無い状態の方でも、片付けではやるべきことが山ほどあります。
では、物置部屋が家にある、という場合。
いつから片付け始める?
私としましては……今すぐ!と言いたいところです😂
なぜなら、時間がかかることが予想されるからです。
物置部屋がどの程度「物置」となっているかは、そのお家によって違いますので一概には言えませんが
物置部屋状態になってから長い年月が経っているのでしたら、もう存在を忘れているような物が多数発掘される可能性大ですよね。
家の中で既に使っている物と似たような物が、後から後から出てくるパターンもあるでしょう。
物・物・物。
長い間、何年も何十年も物置状態だった部屋を片付けるのは相当の時間がかかると考えられます。
気力も体力も必要になりますね。
先は長い、と思って間違いない。
だから
「片付けよう」
「もう探し物に追われる生活はやめにしよう」
と思ったら、すぐにでも取り掛かっていただきたいのです。
物置部屋の片付けには時間がかかるし、面倒だから後回し。
という考え方になる方も多いと思いますが
問題を先送りしても何もいいことはないですよ~。
物置部屋を片付けずに他の部屋に手を付けても……
それは「クサイものにフタ」をして、見ないふりをしているだけ……ではないでしょうか。
物置部屋の片付け事例
物置状態のお部屋を片付けて、おうち丸ごとキレイにされたお客様の事例です。
アフターの状態になるまでには、もう本当に色々な要素が詰まっています。
決して簡単な道のりとは言えない……。
でも最終的におうち丸ごとお片付けが終わった後には
「片付けて本当に良かった!!」
「もっと早く片付ければ良かった。迷っていた時間がもったいなかった。」
と皆さまおっしゃいますよ~。
物置部屋解消のために
自分の手に負えないなら……
物置部屋、物置状態の部屋を解消して、使える部屋にするための道のりは
決して簡単ではない
と言って良いと思います。
一人では挫折しそうなら、安東流のアドバイザーに相談してみてください。
美しい暮らしの空間アドバイザーは、物置部屋だけに限らず、家じゅう全体を見渡してお片付けのアドバイスをします。
その場しのぎ、今だけOK、という片付け方はしませんよ~!
家の中を全部片付ける片付け方なので、とても大変です。でも「お客様のためにはそれがいちばん良い片付け方!」なんです。
だから安東流の片付けアドバイスは「おうち丸ごとお片付け」の一本のみ!
おうち丸ごとお片付けとは
おうち丸ごとお片付けって、実際にはどんな感じなのでしょう?
もう、これを見れば一目瞭然です。
YouTube・あっちゃんときぃちゃんのお家シリーズ、まだまだ続いています。
動画の中では、ご依頼主も、アドバイザーも、そして安東先生も、ひたすら動いています。
でも、やみくもに動いているわけではなく、「こんなふうに片付けていく」という道筋がしっかり決まっているので、迷うことなくテキパキ動けるんですよ~。
お一人で、またはご家族だけで片付けようと思った場合。
物を片手に右往左往……
結局何をどうすればいいんだろう……
迷っている時間の方が長い……
そんな悩みが後から後から出てきて、手が止まっていませんか?
美しい暮らしの空間アドバイザーに相談を!
やはり片付けの最短ルートは、プロから的確なアドバイスをもらうことだと思います。
片付けが苦手・片付いた部屋で暮らしたことがない、という方なら尚更、片付け方を教えてもらった方がいい。
片付けのアドバイザーは、世の中に大勢いますが
片付けを教えてくれる「プロ」ってどんな人がいいのでしょうか?
家の中を丸ごと片付けができる実力を持つアドバイザーじゃないと困りますよね。
物置部屋は、きちんと片付ければ「部屋」として使えます。
今、家の中に物置部屋があるという方は、片付けたら「実質1部屋増えた」ようなものです。
迷っている時間がもったいないですよ~。
片付けに追われないお家で、充実した毎日を過ごしていただきたいです。
まずは美しい暮らしの空間アドバイザーにお問合せ・ご相談することから始めてみてください(^^)/
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