「面倒くさい!」
と言われた話を前回書きました。
私の家では、子供の勉強道具は子供部屋に置いてあります。
リビングで勉強する時は子供部屋から勉強道具を持ってきて、終わったらまた子供部屋へ戻します。
持ってくるのも、戻すのも、子供が自分でやります。
でも…
勉強道具は、子供部屋とリビングの間を行ったり来たり。
どうせ明日も明後日もリビングで勉強するなら、リビングに勉強道具を置いた方が便利。
リビングに子供の机があればもっと便利。
…こういう考え方から、リビングに子供の勉強道具や机を置いているお家はとても多いようですね。
「その方が便利だから」本当によく聞く言葉です!
安東流のお片付けでは、「リビングに子供の物」は置きません。
私の場合は、小学校低学年の自分の子供から面と向かって
「え?面倒くさい!」と言われて、かなりショックでした。
こんな小さな子供でも面倒くさいって言うんだなぁ~
と驚いた反面、
面倒くさいって、いったいどういうこと??なんなの?
という気持ちがフツフツとわいてきました。
2階の子供部屋に自分の物を置いてくる、たったそれだけのことが面倒だなんて、
この先、なんでも面倒くさがる人間になりそう…という予感が頭の中をよぎりました。
YouTubeの動画の中にもありましたが、
2階に行くのが「マジ面倒!!」と言う子供にするのか
苦じゃなくサササッと2階を行き来する子供にするのか
ここが分かれ道!!
リビングに子供の勉強道具を置くかどうかなんて、ちょっとしたことだから…とは思えませんでした。
リビングに自分の物が全て置いてある生活をしていたら、子供は動くのを面倒がらないでしょうか?
そういう生活が日々積み重なっていったら?
今は親も子も便利だとしても…この先、子供の将来にとって良いことかどうかという視点も必要ですよね。
安東流では、リビングに子供の机・ランドセル・勉強道具を置くような片付け方はしません。
リビングに個人の物を置かない理由は…先の先の先まで考え抜いたお片付けだからです。
「便利だから!」は、裏を返せば「面倒くさいから!」ではありませんか?
家は、子供が育つ場所でもあります…面倒くさがる子供に育つ仕組みになっていませんか?
気づいたその時から、変えてみることをおすすめします!!
コメント
コメント一覧 (4件)
現在我が家は三男の幼稚園選びで、園見学に行っています。
そこでみたのが子供たちのお道具をしまうところが全て一つのフックになっており、
制服、制帽、手提げ…何もかもをかける収納というものでした。
ところが夏場の今でもフックがもうお団子のようにゴロンと横幅をとり、これが冬のスキーウェアともなるとどうなるか…
さらに教卓の連絡帳も山積み、おむつもウォールポケットにぶら下がっており、入らない分は床に山積み…
人数が多いため先生方も大変な中ご苦労されていると思いますが、私は子供が片付けられない原因になりかねないと思いました。とにかく印象としては「ゴチャ」でした。
衛生面も不安ですし、大事な幼児期に片付け、整頓は不可欠だと思います。
私は以前に教師をしていました。校舎内、職員室が片付いていて、物の定位置がある学校は生徒も落ち着いている印象です。教育機関こそポイポイ収納や便利だといって面倒だからといってぶら下げ収納はまずいなぁと思うのです。
やはり片付けは教育なんですね〜!
コメントありがとうございます!
難しい問題も色々あると思いますが…子供にはなるべくお手本になるようなものを見せたいところですね~
「整理整頓」が身につくような環境を大人が用意してあげること、大切だと思います。
こんばんは!
何だか耳に痛いですね。
家の息子は子どもの頃はきれいにしていたのに、
大きくなるにつれて汚くなりました。
仕事が忙しいのもありますが、
きれい好きだったのに、、、
がっくりきてしまいます。
こんにちは。コメントありがとうございます。
私はまだ子供は小中学生なので、大きくなったお子さんのことはなんとお答えしてよいのかわからないのですが…
若いころにはそういう時期もあるのではないでしょうか。
子供の頃はきれい好きだった…きっと何かきっかけがあったら身に付いたことを思い出す時が来るのではないでしょうか…