おはようございます。
北海道在住 美しい暮らしの空間アドバイザー 風穴三樹子(かぜあなさきこ)です。
Bさん宅のビフォーアフターをお届けしています。
Bさん、ブログ掲載を快諾いただきありがとうございます!
Bさん宅の間取りは、
1階 LDK 和室 + 納戸 洗面所
2階 洋室4部屋
本日は、2階洋室のうちの一部屋です。
写真でも何度かご紹介していますが、いわゆる「物置部屋」となっている部屋でした。
ビフォー写真をごらんください。
before
もともと物置部屋になっていたところへ、リフォームの時に箱詰めした段ボール箱が積み上げられ、Bさんも中身がよくわからないような部屋になっていました。
クローゼットの中を確認し、段ボール箱を開いて、大まかに分類していくと、
クローゼット→寝具類
部屋の中→Bさんの個人の持ち物、小学生のCちゃんが使うおさがりの衣類
この3種類に分けられそうだとわかりました。
十数年分のおさがり
まず、Cちゃんへのおさがりを分類しました。
上のお子さんとの年の差、十数年分のおさがりが丸ごと保管されています。
それ以外に、途中でいただいたものもそっくり保管されています。
そして、おさがりは、この洋室だけではなく、家じゅうの他の場所にもありました。1階和室、納戸など…
サイズ別、季節ごとに分けて、そこからBさんに見ていただきます。
劣化しているもの、デザインがかなり古いものなど、色々ありました。
全部で十数箱あったものが、最終的には6,7箱くらいになりました。
この洋室には置くスペースがないので、ひとまず、納戸へ保管します。
これで、少しだけ作業スペースができてきました^^
次に、クローゼットの寝具類を見直して、クローゼットの中にもスペースを作っていきます。
この段階で、部屋の中はまだモノで埋まっていました…
Bさんの持ち物
最後に、Bさんの持ち物を分類していきます。
思い出のもの、趣味のものなど、なかなか決断しにくいものがたくさんありました。
ある日、Bさんから連絡が…
「この部屋のものを見直ししようとすると、吐き気がします…」
!!拒絶反応を示してしまうとのことでした。
時間はかかりますが、私が隣について、Bさんと一緒にひとつひとつ手に取って確認することにしました。
ここまでの混乱状態になると、依頼者の方だけ、ご家族だけではなかなか先に進めないのだと思います。前回の和室の記事
→雑貨の映える家へ4[和室]
でも触れましたが、この混乱状態の中で、Bさんは、ご自分にとって何が必要なのかも、よくわからなくなってきたようです。
少し時間をおいてから見直ししたり、気分転換に別の場所を片付けたり…と、あれこれ試しながらすこしずつ進みました。
モノが山積みになった中で、色々なことをはっきり考えるのは難しいのかもしれません。持ち物が分類され、何があるのかわかってくると、Bさんの動きも早くなり、サクサクと決断される場面も見られるようになりました。
Cちゃんの持ち物
さて、この洋室にあったBさんの持ち物は、1階の和室へ移動しました。
→雑貨の映える家へ3[和室・押し入れ]
その後、この洋室は…小学生Cちゃんの部屋となりました。
それまでCちゃんの持ち物はどこにあったかと言いますと…
次回 Cちゃんの部屋について詳しくお伝えします。
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