安東先生のYouTubeチャンネルでは、ユーチューバーの家に行ってみた!さくらさんのお家シリーズが配信中。
お料理が本当においしそうで、私もお邪魔したいと思いながら見ています😍
その中で、今日はこの動画で触れられている話について。
キレイに片付いていている感じがするさくらさんのお家。
でも、安東先生が「気になる。。。。。」と感じたところとは……
リビング続きの部屋が子供部屋になっていること
です。
“子供には子供専用のスペースや部屋があった方がいいです。
そこに子供の物を全部集めるといいですよ。”
というお話は皆さまも何度か聞いたことがあると思います。
自分の物だけが一か所に集まっていると物の量も把握しやすく、片付けやすくなります。
ただ、子供部屋の位置のことまで考えたことがある方はあまり多くないのではないかな~と思います。
子供部屋を家の中のどの部屋にするか?
ということについて、気にされたことはありますか?
ココ、意外と知らない方が多いのですが、大事なポイントなんです。
安東先生のブログ記事から
2015年1月19日付「素敵な暮らしの扉」より
子どもが何をしているのか…わかった方がいいから!
“子供が、家族が何をしているか、気配を感じる家がいい。”
家を建てようと思った方は一度は聞いたことがあるフレーズかもしれません。
流行してますよね!
でも、本当にいつも気配を感じられる方がいいのでしょうか?
家族にじゃまされず、一人になってくつろぎたい!という気分になることは誰しもあるのではないかと思います。そんな時はいったいどうしたら……?
自分で自分のことをするよう求められるのは何歳頃から?
お子さんが乳幼児の時は、親の目が届く範囲で遊ばせることが多いですよね。
家の中で言えばリビングや、その続きの部屋など。
小さい頃は子供の行動に目が届く方が安心できます。
でも「子供が小さい頃」というのはいったい何歳ごろまでのことなのか?
人によって感覚の違いが大きいところだと思います。
以前にこちらのファミリークローゼットの記事の中でも書きましたが、
小学校入学後の体育、プール授業などでは子供が一人で着替えをしますよね。
小学校に入学すると、学校内では自分のことは自分でするよう求められます。入学当初は出来なくても徐々に、自分でやることが基本になっていきます。
では小学校に入ってから家で練習させればいいのかというと……準備や練習は早くから始める方がいいというのが私の考えです。
「実際に出来るようになる」ことも大事ですが、それよりも前に
「自分はこういうことをこれから自分でしていくんだ」と子供本人が知っていることがもっと大事なことだと思います。
いったい自分は何をしたらいいの?自分のことは自分でやるってどういうこと?と疑問に思いながら学校に行くより、
「今はまだ練習中だけど、やればいいことはこれ!とわかっている」方が子供も安心できるはず……
子供に自分のことは自分でさせる。
その手始めは、子供部屋または子供専用スペースを作り、子供に自分で片付けさせるようにすることだと思います!
自分で自分の物を把握していないと片付けってできないですよね。
まずは環境を整えて、練習・練習・練習です☆
お片付け事例 子供部屋をリビング続きの部屋から移動
リビング続きの部屋を子供部屋にしたり、子供のスペースにしたりという使い方をしていたこちらの2軒のお家は、2階に子供部屋を作り、お子さんの物は全部移動しました。
お母さんは「うちの子にはまだ独立した子供部屋は早いから……」とおっしゃっていましたが
子供部屋が完成した後のお子さんの喜びようはすごかったです。
バンザーイ!!✨✨
と全身で喜びを表現していたのが印象に残っています。
リビング続きの部屋を子供部屋にしない方がいい。と、なぜ安東先生はおっしゃっているのか……?
わが家の子供部屋の位置は、本当にそこでいいのか……?
いま一度 立ち止まって考えてみてください!!
目が届かない子供部屋➡「ちゃんとできると思っているよ」という無言のメッセージ
子供に大切なことを伝える方法は、いろいろあると思います。
言い聞かせたり説明したり時には叱ったり と 言葉で伝える方法もあり
何も言っていないけれど親の言動から子供が何かを感じ取る。
結果として子供に伝わる。
という場合もありますよね。
例えば、片付けで、
物置や納戸など、誰も見向きもしないような場所、人には見られることがないからどうでも良さそうな場所。
一般的には敬遠される場所、隠しておきたい場所だと思います。
そんな場所の物を全部出して徹底的に掃除を始めた親の姿を子供が見たら?
なんか、今までとは違う!
お母さん、すごい!
と 親の背中から何かを感じ取るお子さんもいるのではないでしょうか。
子供部屋の位置も、これと似ているのかなと思います。
リビングやキッチンからはちょっと離れた、目が届かないこともある場所に子供部屋があったら。
信頼しているよ
ちゃんとできると思っているよ
という親からの無言のメッセージをお子さんは感じ取るかもしれません。
逆の言い方をすると
リビング続きの部屋に子供部屋があり、親から常に見られている状態だったら
監視しないとだめだからその場所なの??と反発するお子さんもいるかもしれませんね。
(子供部屋の位置のことではないのですが
自分の子供時代を考えてみても、今の我が家の子供の様子を見ても、
親の意向というのは、隠そうとしても子供には透けて見えてしまうものなのかな~💦と、ひしひしと感じる場面がたくさんありました……💦)
そんなことを言っても、わが家ではリビング続きの部屋しか子供部屋にできないんです……
というお悩みをお持ちの方もいらっしゃると思いますが
本当にその部屋割りが良いのかどうかは、お家全体を見通して考えていきます。
ご自分では判断が難しい💦と思う方は、美しい暮らしの空間アドバイザーへご相談ください!!
部屋割り。
誰がどの部屋を使うのか。
本当に片付けの大事なポイントです!!
さくらさんのお家シリーズ、勉強になることがたくさんあります。
「わぁ~キレイになっていくわ~すてき~」だけで終わらず、「どうしてこうなったの?」と考えながら見てみるとまた新たな発見がたくさんあると思います!!
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